【ボードゲーム紹介14】カタン CATAN
ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。
各プレイヤーは各々資材を集めて、無人島を開拓していきます。最も早く開拓を進めることができた人が勝利となります。
0.基本情報
プレイ人数 | 3~4人 |
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プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
1.どんなゲーム?
無人島である「カタン島」で資材を集めて開拓地を建設し、島の開拓を進めていきます。最終的に最も早く開拓を進めることができた人が勝利となります。
2.コンポーネント紹介
地形タイル:19枚
海フレーム:6枚
数字チップ:18枚
盗賊コマ:1個
ダイス:2個
資源カード:95枚(5種類×19枚)
街道コマ:60個(4色×15個)
開拓地コマ:20個(4色×5個)
都市コマ:16個(4色×4個)
発展カード:25枚
ボーナスカード:2枚
建設コスト表:4枚
3.ゲームのルール
①ゲームの準備
まず、6枚の海フレームを組み立てます。
その後、地形タイルを裏向きにしてシャッフルし、海フレームの内側に並べます。(並べ方も指定があるのですが、省略します)
さらに、数字チップをアルファベットの順に島の外側から内側に向かって反時計回りで置きます(砂漠タイルを除く)
盗賊コマを砂漠タイルの上に置きます。(説明書に記載なし)
各プレイヤーにそれぞれ選択した色の街道、開拓地、都市コマを配ります。
資源カードは種類別に分けて置き、発展カードをシャッフルし、裏向きのまま置きます。
ボーナスカード2枚とダイス2個を全員の手の届くところに置きます。
②ゲーム開始処理
全員がダイスを振り1番で目の大きいプレイヤーから時計回りで手番を行います。
1番目のプレイヤーから空いている交差点を1つ選んで自分の開拓地を置き、その開拓地に隣接するよう、好きな方向に街道を1本おきます。
2番目以降のプレイヤーも同様に開拓地と街道を置きます。ただし、既に開拓地が置かれている場所と隣り合う交差点には置けません。
全員が置いたら、今度は4番目のプレイヤーから反対の順番に2つ目の開拓地と街道を置きます。この場合も既に開拓地が置かれている場所と隣り合う交差点には置けません。
全員が置き終わったら、2つ目の開拓地が接している全ての土地に対応する資材を1枚ずつ受け取ります。
③ゲームの進行
Ⅰ.ダイスを振る
ターンプレイヤーはダイスを2個振ります。その出目を合計して、その数字に対応する土地全てから資源が産出されます。ダイスの出目に対応する土地に接している開拓地がある全てのプレイヤーはその土地の資源を1枚獲得します。複数開拓地がある場合、その数分獲得します。また、その土地に接している都市がある場合、都市1つにつき資源を2枚獲得します。
ダイスの出目が7の場合は盗賊が活動します。ダイスの出目が7の場合、全てのプレイヤーは資源を獲得できません。また、手札の資源カードが8枚以上あるプレイヤーは資源の半分(奇数の場合は端数切捨て)を捨てなければなりません。
その後、ターンプレイヤーは盗賊コマを好きな土地に移動させます。移動先は元いた土地と別の場所である必要があります。
さらに、ターンプレイヤーは盗賊が移動した土地に接している開拓地や都市を持つプレイヤー1人から資源をランダムに1枚奪います。
Ⅱ.アクションを実行する
ダイスの処理が終わったら、ターンプレイヤーは以下のアクションを可能な限り何回でも実行できます。
A.資源カードを交換する
足りない資源を手に入れる為に、他のプレイヤーと取引したり、ルールに従って、資材を変換することができます。
B.街道、開拓地を建設する
建設に必要な資源を消費し、建設可能な場所に街道、開拓地コマを設置します。開拓地は1つにつき1ポイントの得点になります。
この時、街道の長さが連続5本以上になったら、「最長交易路」のボーナスカードを受け取ります。また、「最長交易路」を持っているプレイヤーよりも長い街道を作った場合、そのプレイヤーは「最長交易路」のボーナスカードを奪うことができます。
C.開拓地を都市にグレードアップする
必要な資源を消費して、既に設置してある開拓地を都市にグレードアップできます。
グレードアップすると、得られる資材が倍になり、得点も2点になります。
D.発展カードを購入する
必要な資源を消費して発展カードの山札から1枚を獲得します。その際、表は自分だけが確認します。
E.発展カードを使用する
自分のターンであればダイスを振る前も含めていつでも発展カードを手番に1枚だけ使用できます。発展カードを使用する場合、即座にその効果が適用されます。
以上のアクションを実行し、やることがなくなったら、手番を交替します。
手番を繰り返し、自分の手番に合計点数が10ポイント以上になったプレイヤーが勝利宣言をするとそのプレイヤーが勝利となります。
4.実際に遊んでみた感想、おすすめポイント
遊ぶこと自体は非常に簡単ですが、極めようとすると途端に難易度が上昇するタイプのゲームです。
とにかく頭を使うし、何より取引の心理戦が難しいです。ダイスの出目によって獲得できる資源が変わる為、なかなか欲しい資源が手に入らないので、他のプレイヤーと交渉することが多くなります。そうなると、自分に有利になるように、相手に有利にならないように取引をする必要がある為、相手が何を考えているかを把握しながら取引を行う必要があります。
ボードゲーム初心者でも十分に楽しめますし、上級者は白熱した勝負を楽しむことができると思います。
5.おすすめのサプライ
『カタン CATAN』のカードにおすすめのスリーブは以下の通りです。ただし、スリーブをつけるとパッケージ内収まらなくなる可能性がある為、注意してください。
アナログゲームセレクション ミニユーロサイズ ソフト
ホビーベース カードアクセサリ ミニユーロサイズ ハード
また、本ゲームは3~4人用ですが、拡張セットを追加することで最大6人まで同時に遊ぶことができるようになります。
6.最後に
名前はよく聞くけど、内容は知らない方多いであろう『カタン CATAN』を紹介しましたが、いかがでしょうか?内容を知ってみるとそんなに難しくはないと感じてもらえると思います。初心者から上級者まで誰もが楽しめるゲームです。
また、バージョン違いが多数存在する為、興味がある人はそちらも遊んでみてください。(ブログでの紹介はまたいつかの機会に)
この記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください!