【ボードゲーム紹介36】昼ドラ川柳
ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。
本日ご紹介するボードゲームは『昼ドラ川柳』です。
句カードを組み合わせて最も昼ドラっぽい川柳を作るボードゲームです。
本作は複数の拡張版も出ています。
0.基本情報
プレイ人数 | 3~6人 |
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プレイ時間 | 5~20分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
1.どんなゲーム?
手札から五の句カード2枚と七の句カード1枚を選んで組合せ、五七五の川柳を作ります。最も昼ドラっぽくて、親プレイヤーの心をえぐった川柳を作ったプレイヤーに得点が入ります。
2.コンポーネント紹介
ルール説明書:1部
五の句カード:84枚
七の句カード:42枚
3.ゲームのルール
①ゲームの準備
五の句カードをシャッフルし、全てのプレイヤーに裏向きのまま7枚ずつ配ります。
七の句カードをシャッフルし、全てのプレイヤーに裏向きのまま3枚ずつ配ります。
残った五の句カード、七の句カードはそれぞれ別の山札として中央に置きます。
最近最も昼ドラっぽい出来事に遭遇した人が最初の親になります。
②ゲームの流れ
親はテーブルに背を向けるか、目をつぶって1分数えます。親が1分数え終わる前に親以外のプレイヤーは五の句カード2枚、七の句カード1枚を使った五七五の川柳を作り、親の前に誰が置いたかわからないように、上から下へ詠み上げ順になるように各句カードを裏向きに並べます。
各プレイヤーは川柳を作る際に1度だけ手札の交換をすることができます。手札のいらない句カードを裏向きに手元に伏せて置き、伏せた句カードと同じ種類の句カードを伏せた枚数それぞれの山札から引きます。その後、手元に伏せた句カードを山札に戻しシャッフルします。
全てのプレイヤーが川柳を並び終えたら、親は好きな川柳を選び、1枚ずつカードを表向きにし、詠み上げます。
全ての川柳を詠み上げたら、親は1番自分の心をえぐった川柳を発表します。その川柳を作ったプレイヤーが勝ちになります。勝ったプレイヤーの川柳カードはゲーム終了までそのプレイヤーの前に置いておきます。これが勝ち点になります。
それ以外のプレイヤーのカードは五の句カード、七の句カードに分けて山札の横にそれぞれ表向きに置きます。
親以外のプレイヤーは山札から五の句カード2枚、七の句カード1枚を引きます。
親の左隣のプレイヤーが次の親となり、同じ手順を繰り返します。
③ゲームの終了
全てのプレイヤーが1回ずつ親を担当したらゲーム終了です。
自分の前に置いてある川柳カードが多いプレイヤーが勝利となります。同数のプレイヤーがいる場合、それらのプレイヤーの持つ川柳カードの内、1番心をえぐった川柳を他のプレイヤー全員で決め、その川柳を作ったプレイヤーの勝利となります。
4.実際に遊んでみた感想、おすすめポイント
手札に来たカードでいかに昼ドラっぽい川柳が作れるかが重要な為、どの句を組み合わせるかをよく考える必要があります。
また、これどうやって使うんだよと思うようなカードも多数収録されている為、引き直した上でわけわからないカードを引いて意味不明な川柳が出来上がることも多々あります。
親プレイヤーの心をえぐる川柳を作らなければならない為、親プレイヤーのことをよく知っているプレイヤーが若干有利になるかもしれませんね。
手札3枚を組み合わせて川柳を作るだけなので、非常に簡単でボードゲーム初心者にもおすすめできます。
5.おすすめのサプライ
『昼ドラ川柳』のカードにおすすめのスリーブは以下の通りです。ただし、スリーブをつけるとパッケージ内収まらなくなる可能性がある為、注意してください。
ホビーベース アナログゲームセレクション アメリカンサイズ ソフト
ホビーベース アナログゲームセレクション アメリカンサイズ ハード
6.最後に
10枚の手札から3枚選んで川柳を作るだけという非常にシンプルでわかりやすいボードゲームです。
拡張セットも複数出ている為、そちらも追加すると使える句カードが増えてさらに面白い川柳を作れるようになります。
この記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください!