グラちゃんの遊戯室 -おすすめボードゲーム紹介-

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【ボードゲーム紹介30】UNO

ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。

本日ご紹介するボードゲームは『UNO』です。

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言わずと知れた定番カードゲームですが、実はローカルルールが多く存在することもあり、本来の正しいルールを知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は『UNO』の正式なルールをご紹介します。

0.基本情報

プレイ人数 2~10人
プレイ時間 15分
対象年齢 7歳以上

1.どんなゲーム?

定められたルールに従って、手札のカードを場に出していき、自分の手札を最初になくした人がラウンドの勝者となり、最終的に最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。

2.コンポーネント紹介

カード:112枚

説明書:1部

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最新版では特殊なワイルドカード1枚と自由にルールを設定できる白いワイルドカードが3枚追加されています。

3.ゲームのルール

今回は特殊なワイルドカード、白いワイルドカードを除いた基本ルールを紹介します。

①ゲームの準備

カード全てをシャッフルし、各自1枚ずつ引き、最も数字が大きい人が最初の親になります。

親は再度カードを全てシャッフルし、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。残りのカードは山札とし、親は山札の上から1枚をめくり捨て札として置きます。

親の左隣のプレイヤーがスタートプレイヤーとなり時計回りに手番を行います。

②ゲームの流れ

手番のプレイヤーは手札から捨て札の1番上のカードと色か数字、記号が同じカード1枚を捨て札にします。

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捨て札の1番上は「黄」の「5」なので「黄」か「5」のカードが出せます

捨て札にしたカードが数字以外のカードの場合、カード毎の効果が適応されます。

・ドロー2

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このカードが出されたら次の手番のプレイヤーは山札から2枚引き、その手番はカードを捨てられず、次のプレイヤーに手番が移ります。ゲーム開始時にめくられたカードがこのカードだった場合、スタートプレイヤーがカードを2枚引き、次のプレイヤーに手番が移ります

・リバース

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手番の順番が現在の逆回りになります。左回りだったら右回りに、右回りなら左回りに切り替わります。ゲーム開始時にめくられたカードがこのカードだった場合、時計回りのはずが逆順になり、親がスタートプレイヤーになります

・スキップ

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手番プレイヤーの次のプレイヤーの手番が抜かされます。ゲーム開始時にめくられたカードがこのカードだった場合、スタートプレイヤーの次のプレイヤーからゲームがスタートします

・ワイルド

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このカード場のカードが何であっても出すことができ、出したプレイヤーは好きな色を宣言します。次に手番を行うプレイヤーは宣言された色のカードを出すことになります。ゲーム開始時にめくられたカードがこのカードだった場合、スタートプレイヤーが好きな色を宣言します

・ワイルドドロー4

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このカード場のカードが何であっても出すことができ、出したプレイヤーは好きな色を宣言します。このカードが出されたら次の手番のプレイヤーは山札から4枚引き、その手番はカードを捨てられず、次のプレイヤーに手番が移ります。ただし、このカードを出す場合、他に出せるカードがない場合にしか出すことができません。出せるカードがある状態で出した場合、他のプレイヤーから指摘されると罰則として出したプレイヤーが山札から6枚カードを引きます

 

手札を捨て札にしていき残り1枚になったらすかさず「ウノ!」と宣言します。宣言を忘れ、他のプレイヤーに指摘された場合、罰則として山札から2枚引きます。

誰か1人が最後の1枚を捨て札にして上がった時点でラウンド終了となります。上がったプレイヤーが最後に捨て札にしたカードがドロー2の場合、次の手番を行う予定だったプレイヤーが山札から2枚引きます。ワイルドドロー4の場合、次の手番を行う予定だったプレイヤーが山札から4枚引きます

③ゲームの終了

手札を出し切って上がったプレイヤーは他のプレイヤーの手札分の合計点数を得点として獲得します。点数の計算は以下の通りです。

0~9までの数字カード:数字通りの点数

ドロー2、リバース、スキップ:20点

ワイルド、ワイルドドロー4:50点

上がれなかった他のプレイヤーは自分の手札分の合計点数をマイナス点で獲得します

ラウンドごとに合計点を確認し、最終ラウンド終了時に最も得点が高い人が勝利となります

4.実際に遊んでみた感想、おすすめポイント

普段遊んでいたときに、同じ数字をまとめて出したり、ドロー2にドロー2を出すと蓄積していく等、様々なルールがあったと思いますが、それらは全てローカルルールであり、尚且つ勝敗の決め方も上がったら勝ちではなく、全ラウンド終了時に得点で勝敗を決めます。

ローカルルールで遊ぶのも楽しいですが、本来のルールだと、強力な記号カードが最後まで持っていると失点になってしまう為、そこに戦略性も生まれます。

定番ゲームで遊んだことがある人も多いでしょうが、是非とも正式なルールで遊んでみることをおすすめします。

5.おすすめのサプライ

『UNO』のカードにおすすめのスリーブは以下の通りです。ただし、スリーブをつけるとパッケージ内収まらなくなる為、注意してください。

アナログゲームセレクション ボードゲームサイズ ソフト

アナログゲームセレクション ボードゲームサイズ ハード

6.最後に

何度も遊んだことがあっても正式なルールを知らない人は多いでしょう。改めて正式なルールで遊んでみてください。

この記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください!