【ボードゲーム紹介9】マドリーノーMADRINOー人類が初めて出会う間取りたち
ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。
本日ご紹介するボードゲームは『マドリーノ』です。
ダイスの出目に従って、理想の間取りを作って、それをプレゼンするゲームです。
0.基本情報
プレイ人数 | 2~4人 |
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プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
1.どんなゲーム?
各プレイヤーは手番ごとにサイコロを振り、その出目に応じて間取りを描き、家具を置きます。それを何度か繰り返し、完成した間取りを他のプレイヤーに対してプレゼンします。
最後に投票で誰の間取りがよかったかを決め、最も得票数を集めたプレイヤーが勝利となります。
2.コンポーネント紹介
説明書:2部(日本語、英語)
間取りボード:4枚
素材ボード:1枚
設備ボード:1枚
ペン:4本
サイコロ:4個(4色、各1個ずつ)
3.ゲームのルール
①ゲームの準備
各プレイヤーは間取りボードとペンを受け取り、素材ボード、設備ボード、サイコロ4個を中央に置いておきます。
スタートプレイヤーは最も最近ドアを開けた人になります。そのプレイヤーから時計回りに手番を行います。
②玄関の設計
スタートプレイヤーは緑と茶のサイコロを振ります。その出目に応じて各プレイヤーは間取りボードに玄関を描きこみます。描き込む位置は間取りボードの中央6×6マスの範囲で緑を横軸、茶を縦軸として、サイコロの出目と一致する位置に描き込みます。
③素材の配置
手番のプレイヤーはサイコロ4個を振り、素材ボードの上に出目が対応する場所にそれぞれ置きます。各プレイヤーは素材ボードで指定された素材を間取りボードに描き込みます。(必ず全て書き込みます)
素材は90度毎に回転、もしくは反転して書くことができますが、他の素材や設備と不自然につながっていたり、重なった状態で描くことはできません。
④設備の設置
全員が素材を描き終えたら、手番のプレイヤーは再度サイコロを4個振り、設備ボードの上に出目が対応する場所にそれぞれ置きます。各プレイヤーは設備ボードで指定された設備と方角に従って、間取りボードに設備を1つ描き込みます。
設備も90度毎に回転、もしくは反転して書くことができますが、素材や他の設備と重なった状態で描くことはできません。
全員が設備を描き終えたら次のプレイヤーに手番が移り、③④を行います。それを合計6回行います。
⑤社内コンペ
各プレイヤーは完成した間取りにタイトルをつけ、最後に手番を行ったプレイヤーから、反時計回りにプレゼンを行います。その後、話し合いを行い、誰の間取りが一番をよかったかを決定し、選ばれたプレイヤーが勝利となります。
4.実際に遊んでみた感想、おすすめポイント
主にダイスの女神の気まぐれに振り回されるせいで、とんでもない間取りが完成します。ですが、プレイヤーの描き方次第では部屋として成立したり、しなかったりするので、最終的に間取りの出来を左右するのはセンスです。
まともな間取りができるのは素晴らしいですが、ネタに極振りした間取りも面白いので、誰が勝利するかは割と最後まで分かりません。
プレゼンも間取りの素晴らしさを発表する為、どれだけネタに走っていてもまじめにプレゼンすることになる為、ひたすらに笑いを呼びます。
5.おすすめのサプライ
特におすすめのサプライはありませんが、2セット以上買うと同時にプレイできる人数が増えるので、5人以上で遊びたい方は複数購入するといいと思います。
6.最後に
まともなものから、実用性皆無のものまで、様々な間取りが誕生し、それを褒め合ったり、笑いあったり、みんなでワイワイ盛り上がれるとてもおすすめなゲームです。
この記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください!