【ボードゲーム紹介10】オニリムーONIRIMー最初の旅と七つの書
ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。
本日ご紹介するボードゲームは『オニリム』です。
夢の世界に迷い込んだプレイヤーは、そこから脱出する為に、8つの扉を探していく、1人用のゲームです。
0.基本情報
プレイ人数 | 1~2人 |
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プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
1.どんなゲーム?
4色のカードを1枚ずつ場に出していき、同じ色のカード3枚を続けて出すことができたら、同じ色の扉を獲得します。それを繰り返し、8つの扉を獲得したらゲームクリアとなります。ただし、カードを引いた時に悪夢カードを引いたら恐ろしいデメリットが発生します。
また、基本ルールに加えて7つの追加ルールが存在し、それぞれ好きな組み合わせで追加して遊ぶことができます。
加えて、2人プレイ用のルールも存在します。
2.コンポーネント紹介
説明書:2部
扉カード:8枚(4色×2枚)
迷宮カード:58枚
夢カード:10枚(悪夢)
追加ルール用カード:92枚
小さな淫魔コマ:1個
3.ゲームのルール
今回は基本ルールのみ解説します。
①ゲームの準備
扉カード8枚、迷宮カード58枚、夢カード10枚をシャッフルして山札にします。
その後、手札が5枚になるように山札からカードを引きます。引いたカードの中に扉カードか、夢カードがあった場合、脇によけて改めて5枚になるように引き、手札全てが迷宮カードになるまで繰り返します。手札が全て迷宮カードになったら、脇によけたカードを山札に加えてシャッフルします。
②ゲームの進行
Ⅰ.カードをプレイするか捨て札にする
カードをプレイする場合、手札から1枚を選択して場に置きます。この時、場にカードが存在している場合、そのカードと異なるシンボル(カード4隅のマーク)のカードしかプレイできません。
カードをプレイした結果、場に同じ色のカードが連続3枚並んだら、山札から同じ色の扉カードを1枚探し、獲得します。
※同じ色が4枚連続する場合、4枚目は新たに連続するカードの1枚目として数えます。
カードを捨て札にする場合、手札から1枚を選択して捨て札置き場に置きます。選択したカードのシンボルが「鍵」だった場合、山札の上から5枚を見て、1枚を捨て札にし、残りのカードを好きな順で山札の上に裏向きで戻します。
Ⅱ.手札を補充する
手札が5枚になるまで山札からカードを引きます。この時引いたカードによって以下の処理を行います。
・迷宮カード:そのまま手札に加えます。
・扉カード:同じ色の「鍵」を捨て札にすることでその扉カードを獲得します。「鍵」を持っていない、捨て札にしない場合は引いた扉カードは手札に加えず、脇によけておきます。
・夢カード:夢カードの効果を解決します。
夢カード、今回は悪夢のみですが、それを引いた場合、以下のいずれかのペナルティを選択して解決する必要があります。
A.手札から「鍵」カードを1枚捨てる
B.獲得している扉カードから1枚選び、脇によけて置く。
C.山札の上から5枚を公開し、公開した中の扉カードと夢カードを脇によけ、残りのカード全てを捨て札にする。
D.手札全てを捨て、ゲームの準備と同様に手札が迷宮カード5枚になるまでカードを引く。
各処理が終わったのちに手札が4枚以下の場合は5枚になるまで同様にカードを引き、引いたカードの効果を解決します。
Ⅲ.脇によけたカードをシャッフルする
脇によけていたカードを山札に加えてシャッフルします。脇によけてあるカードがない場合は、シャッフルを行いません。
以上のⅠ~Ⅲを繰り返し、8枚の扉カード全てを獲得したら、その時点でゲームクリアとなります。また、カードを引かなくてはならない時に山札からカードを引けない場合、ゲームオーバーとなります。
4.実際に遊んでみた感想、おすすめポイント
シンプルなルールで非常に遊びやすいゲームです。
カードの引きに左右される部分は大きいですが、「鍵」カードをうまく使うことで、引きをある程度コントロールできる為、どこで「鍵」を使用するかを見極めるのが重要になります。
また、今回紹介はしていないですが、追加ルールはいずれも個性的で新たな攻略法を必要とする為、追加ルールの入れ替え、組み合わせ次第では様々な遊び方ができるゲームなので、飽きることなく長く楽しめます。
5.おすすめのサプライ
『オニリム』のカードにおすすめのスリーブは以下の通りです。ただし、スリーブをつけるとパッケージ内収まらなくなる可能性がある為、注意してください。
6.最後に
1人でじっくり遊ぶのに最適なゲームです。1人でいい暇つぶしを探している方には非常におすすめです。
この記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください!