【ボードゲーム紹介11】MONSTER MAKER -モンスターメーカー-
ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。
本日ご紹介するボードゲームは『MONSTER MAKER モンスターメーカー』です。
各プレイヤーは各々迷宮に潜り、宝物を獲得して帰還し、最も高い点数を獲得したプレイヤーが勝利となります。各プレイヤーは他のプレイヤーの迷宮にモンスターを召喚することができ、探索の妨害をすることができます。
0.基本情報
プレイ人数 | 2~6人 |
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プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
1.どんなゲーム?
迷宮カードを用いて、迷宮を進み、宝物カードを手に入れて、迷宮から帰還します。
各プレイヤーは他のプレイヤーの迷宮に対してモンスターを召喚し、探索を妨害できます。モンスターが召喚されたプレイヤーはキャラクターカードを用いて、モンスターを倒すまで迷宮を進むことができません。
最終的に獲得した宝物の価値と、迷宮からの帰還方法に応じたボーナス、ペナルティを合計して、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
2.コンポーネント紹介
冒険カード:125枚
(キャラクターカード:30枚
モンスターカード:20枚
迷宮カード:50枚
回り道カード:5枚
宝の小部屋カード:10枚
トラップカード:5枚
聖職者カード:5枚)
宝物カード:25枚
ゲーム進行カード:6枚
往路/復路タイル:6枚
帰還ボーナスタイル:1枚
6面体ダイス:6個
遊び方説明書:1冊
3.ゲームのルール
①ゲームの準備
冒険カードを全てシャッフルし、全員に1人5枚ずつ配り、最初の手札にします。残りは冒険カードの山札として中央に置きます。
最初の手札にトラップカードがあった場合、それを公開して同じ枚数引き直します。その後、トラップカードは冒険カードの山札に戻してシャッフルします。
宝物カードも全てシャッフルし、宝物カードの山札として、中央に置きます。
往路/復路タイルを全員に1枚ずつ配り、往路の面を表にしておきます。
適当な方法でスタートプレイヤーを決定したら準備完了です。
②ゲームの進行
各プレイヤーは以下のいずれかの行動を1つ行います。
Ⅰ.迷宮の移動
手札の迷宮カードを1枚選び、自分の前に出し、迷宮の中を進みます。既に迷宮カードが自分の前にある場合、数字が見えるように重ねて置きます。数字の分だけ進んでいることになります。
自分の進んでいる迷宮にモンスターカードが置かれている場合、迷宮カードを出すことはできません。
自分の前に出した迷宮カードの数字の合計が100以上になったら宝物カードの山札から1枚引きます。その際、オープンと書かれているカードを引いた場合、表向きに置きます。それ以外は裏向きに置きます。その後、往路/復路タイルを裏返し、復路を表にします。
復路になったら、往路で進んだ数字の合計になるように、迷宮カードを出して迷宮から引き返します。
Ⅱ.モンスターの配置
自分以外のプレイヤーの迷宮カードの上に手札のモンスターカード1枚を配置します。
モンスターが配置されているプレイヤーは「Ⅰ.迷宮の移動」ができなくなります。
迷宮カードが置かれていないプレイヤー、既にモンスターカードが置かれている迷宮にはモンスターカードを配置できません。
Ⅲ.モンスターとの戦闘
自分の迷宮にモンスターカードが置かれている場合、手札のキャラクターカードを任意の枚数出して戦闘を行うことができます。
戦闘はキャラクターカード全ての戦闘値とモンスターカードの戦闘値を比較してキャラクターカードの戦闘値合計がモンスターカードの戦闘値以上だった場合モンスターを倒したことになり、倒したモンスターカードを捨て札にします。
キャラクターカードの戦闘力は「xD(+y)」という表記で記載されています。「D」はダイスのことで「xD」は「x個のダイスを振る」という意味です。「+y」はボーナスで、「xD+y」は「x個ダイスを振った出目の合計にyを足した数値」になります。
使用したキャラクターカード全ての戦闘力分のダイスを振り、ボーナスを足した合計をキャラクターカードの戦闘値とします。
戦闘が終了した際、モンスターを倒せたか、倒せなかったに関わらず、戦闘に参加したキャラクターカードは全て捨て札になります。
Ⅳ.手札の破棄
任意の枚数、手札を捨て札にすることができます。0枚でも構いません。
手札を捨てたらそれ以外の行動はできません。
以上、Ⅰ~Ⅳのいずれかを行ったら手札の調整を行います。
手札が5枚になるように冒険カードの山札からカードを引きます。
③ゲームの終了
復路において、往路で使用した迷宮カードの距離以上を移動したプレイヤーは無事に帰還したことになります。往路で「110」移動していた場合、復路も「110」以上移動しないと帰還したことになりません。
最初に帰還したプレイヤーは帰還ボーナスタイルを受け取ります。
誰か1人が帰還したら帰還したプレイヤーは手番を行うことができなくなり、全てのプレイヤーは手札の調整を行えなくなります。
全員が帰還するか、手札がなくなるかしたらゲームは終了です。
④勝利判定
持ち帰った宝物カードの価値と帰還ボーナス、距離のペナルティを合計し得点とします。
最終的に最も高い得点を得たプレイヤーが勝利となります。
4.実際に遊んでみた感想、おすすめポイント
誰よりも早く迷宮を進むと他のプレイヤーから妨害を受けやすくなり、妨害を中心に行動すると、迷宮を進めず帰還できなかったりと、行動が偏るとうまく立ち回れなくなる為、場面ごとに最適な選択をする高い戦略性があります。
調子がいいプレイヤーに対してどでかいモンスターを召喚してあげると非常に妨害が刺さる為、非常に気持ちがいいです。
5.おすすめのサプライ
『MONSTER MAKER モンスターメーカー』のカードにおすすめのスリーブは以下の通りです。ただし、スリーブをつけるとパッケージ内収まらなくなる可能性がある為、注意してください。
ホビーベース カードアクセサリ TCGジャストスリーブ
ホビーベース カードアクセサリ TCGソフト
ホビーベース カードアクセサリ TCGハード
6.最後に
複雑に見えて、実はわかりやすいルールなので初心者でも十分に楽しめますし、ボードゲーム経験者でも戦略性が高い為、非常に楽しめると思います。
この記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください!