【ボードゲーム紹介１】シェフィーShephyー
ようこそ、グラちゃんの遊戯室へ。
本日ご紹介するのは１人用ボードゲーム『シェフィ』です。
「ボードゲーム＝多人数で遊ぶもの」というイメージが強いですが、ソロプレイ用のボードゲームも数多く存在します。今回はその中の１つをご紹介していきましょう。
０．基本情報
| プレイ人数 | １人 |
|---|---|
| プレイ時間 | １５分 |
| 対象年齢 | １２歳以上 |
１．どんなゲーム？
『シェフィ』は１匹のひつじを様々なイベントカードを駆使して１０００匹に増やしていく１人用のボードゲームです。
ゲームの目的上記の通り、ゲーム開始時に１匹だけのひつじを１０００匹以上に増やすことです。
ひつじを増やすためにはイベントカードを使用し、その効果を適用していきます。
例えば、「産めよ」というカードは場に出ているひつじカード１枚を複製することができます。これで１ひつじカードを複製すればひつじの合計は２匹になります。
逆に「落石」というカードは場に出ているひつじカード１枚を手放すというマイナスの効果になっています。手札のカードは使用、もしくはカードの効果で捨て札、もしくはゲームから取り除く必要があります。その為、簡単に増やすことはできなくなっています。
マイナス効果のカードをうまく捌きつつ、プラス効果のカードを駆使してひつじを１０００匹以上に増やすことができればゲームクリアとなります。
逆にひつじが０匹になってしまうと失敗になります。
２．コンポーネント紹介
ひつじカード：４９枚
敵ひつじカード：１枚
イベントカード：２２枚
説明書：２部（日本語/英語）
ひつじカードは１、３、１０、３０、１００、３００、１０００ひつじの７種類があり、それぞれ絵柄が異なります。（絵柄の違いはゲームに影響しません。かわいいだけです）
３．ゲームのルール
①基本ルール
まず初めに、ゲームの準備として以下のように盤面を作ります。イベントカードはシャッフルして山札にします。
その後、山札から５枚引いて手札にします。これで準備完了です。
１ターンの流れとしては、手札からイベントカードを１枚使用し、その効果を適応します。その後、使用したカードは捨て札になり、手札が５枚になるように山札からカードを引きます。
山札がなくなってもリシャッフルは行わず、手札がなくなるまでターンを繰り返します。手札、山札の合計が０枚になると１ラウンドが終了となります。
ラウンドが終了したら、敵ひつじカードを左に９０度回転させ、その値が１０００匹でないなら捨て札全てをリシャッフルして山札を再構成し、再び手札が５枚になるように引きます。
ターン、ラウンドを繰り返し、場に１０００ひつじカードを置くことができたらゲームクリアになります。
また、３ラウンド終了時（敵ひつじカードが１０００匹を示している）に１０００ひつじカードが場にない、もしくは場のひつじカードの合計が０匹になった場合は敗北となります。
②裏ステージ
フィールドに１０００ひつじカードを置いてもゲームを終了せずに続行することができます。
その場合、敵ひつじカードが１０００匹になる、もしくはフィールドのひつじカードがなくなるまでプレイを続けます。
どちらかが満たされた時、フィールドに残っているひつじカードの合計が最終スコアになります。
③ポストラヴズ
ポストラヴズは公式特殊ルールの総称です。一部のカードや勝利条件が変更されます。
説明書には記載されていませんが以下のリンクから内容を確認できます。
また、ルールだけでなくちょっとした物語も描かれています。
シェフィ・ポストラヴズ - 冒険企画局
http://www.bouken.jp/pd/sp/postloves/
４．実際に遊んでみた感想、おすすめポイント
やることは単純ですが、カード１枚１枚の使い方をよく考えないと思わぬところで失敗する為、なかなか戦略性があります。
基本ルール自体は１度クリアすると、２回目以降は割と簡単にクリアできるようになりますが、裏ステージで最高スコアを目指したり、ポストラヴズの特殊ルールでプレイする場合は、かなり歯ごたえのある難易度で、繰り返し楽しめます。
ルールがシンプルで、一人でじっくり遊べる為、ボードゲーム初心者におすすめです。
５．おすすめのサプライ
シェフィのカードにおすすめのスリーブは以下の通りです。ただし、スリーブをつけるとパッケージ内収まらなくなる可能性がある為、注意してください。
ホビーベース カードアクセサリ ミニサイズ・ソフトぴったりサイズ
ホビーベース カードアクセサリ ミニサイズ・ソフト
ホビーベース カードアクセサリ ミニサイズ・ハード
６．最後に
今回は１人用ボードゲーム『シェフィ』を紹介しました。
１人で手軽に遊べるゲームなのでこの記事を読んで興味を持った方は、是非購入して遊んでみてください！
